鏡餅は玄関に飾ってはいけない?
鏡餅は玄関に飾ってはいけない地域がある?
正月になると鏡餅を飾りますが、鏡餅の役割や飾って良い場所ってわからないものですよね。
こんな悩みを解消します。
鏡餅を玄関に飾ってはいけないの真偽について
鏡餅を玄関に飾ってはいけない地域について
鏡餅の基本情報から玄関に飾ってはいけないかどうかや地域について分かりやすく説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
鏡餅は玄関に飾ってはいけない?基本知識について
鏡餅は玄関に飾ってはいけない?
鏡餅は玄関に飾ってはいけないかどうかについての説明の前にまず「鏡餅の基本知識」を説明します。
鏡餅の基本知識を理解することで、「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」かどうかの理解がより深まります。
そんな方のために鏡餅の基本知識は端的にわかりやすく説明しますのでご安心を。
鏡餅の基本知識は、以下の3つのポイントを押さえておけば問題ありません。
鏡餅の3つの基本知識
- 鏡餅の由来
鏡餅の由来には興味深い伝承があります。実は、かつて「銅鏡」と呼ばれていた丸い鏡がその起源だと言われています。
古来、銅鏡には神様が宿ると信じられ、年神様の依り代として、丸い餅を鏡に見立てて「鏡餅」と呼ぶようになったという説も伝えられています。
鏡餅が2段になっているのはなぜ?
大小の2つの段が月と太陽、陰と陽を表していて、この重なり合う福徳が縁起が良いとされているんですよ。
古代の知恵が隠された意味深い縁起の良さが、私たちの日常にも息づいているのかもしれませんね。
- 鏡餅をなぜ飾るのか?
まず、正月の習慣は、すべて新年の神様である年神様を迎え入れ、おもてなしし、そして見送ることを目的としていると言われています。
新年のはじまり、元旦には年神様と呼ばれる神様が各家庭を訪れ、幸運をもたらしてくれると考えられています。
その中でも、「鏡餅」特別な存在て年神様の象徴であり、お正月の間、年神様の魂が宿る場所とされています。
鏡開きの儀式では、餅に宿る魂をお雑煮として食べることで、人々は年神様の運気を分けてもらい、健康と幸せを願う意味があると言われています。
- 鏡餅はいつ飾るのか?
鏡餅は、12月28日に飾り、遅くても30日までが一般的です。
ただし、12月29日や31日は避ける習慣があります。
なぜ12月29日や31日はダメなのか?
29日は「苦」を連想させるから「苦餅」と言われているし、31日は「一夜飾り」で縁起が悪いって考えられているから。鏡開きは、1月11日が一般的で、その時に鏡餅を取りおろしてお餅を食べます。
鏡開きは、松の内(1月7日)が過ぎてから食べるのが基本ですが、地域によっては1月15日までと考えるところもあります。
次に「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」のかどうか?について説明しますね。
鏡餅は玄関に飾ってはいけない?地域で違う?
鏡餅は玄関に飾ってはいけないのか?地域によって違うのか?を説明します。
まず、結論から説明すると「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」という決まりはありませんが、玄関は避けられる場所ではあります。
しかしながら「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」という決まりのある地域はあるみたいです。
鏡餅は玄関に飾ってはいけない地域とは?
「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」という決まりのある地域というのは、具体的に〜〜県のように決まっているものではなく、その地域の昔からの文化として言い伝えられていることが多いので、特に聞いたことがなければ気にしなくても良いでしょう。
鏡餅は、先に説明をしたように新年の神様を迎え入れるための役割があるので、家の神棚や仏壇、リビング、台所などが一般的には良いとされていますが、ここが絶対良いという場所はありません。
鏡餅を飾る一般的な場所
- 神棚や仏壇
- リビング
- 台所
つまり「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」場所というのはあまり深く考えなくても問題はないです。
しかしながら、鏡餅には新年の神様を迎え入れるための役割があるということは忘れずに鏡餅を飾る場所は清潔な場所にしておくと良いでしょう。
鏡餅は玄関に飾ってはいけない?基本から地域による違いも解説まとめ
「鏡餅は玄関に飾ってはいけない?基本から地域による違いも解説」のまとめは、以下の3点です。
鏡餅は、新年の神様を迎え入れるための役割がある。
「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」という決まりはないが、玄関は避けられる場所
「鏡餅は玄関に飾ってはいけない」という決まりのある地域はあるが明確な地域の特定はない。
今回は、鏡餅の基本情報から玄関に飾ってはいけないかどうかや地域まで紹介しました。